土佐礼子選手(三井住友海上)が世界陸上の女子マラソンで銅メダルを獲得して、北京オリンピックの代表に内定しました。40km付近で1度は5位まで落ちてからの粘りは見事なものでした。
今大会は不振だった日本勢の中で唯一のメダルとなり、面目を保ちました。それにしても、女子マラソンは安定して結果を出しています。1991年の世界陸上(東京大会)以降の女子マラソン(オリンピック・世界陸上)の成績は以下の通りです。
1991年 世界陸上(東京・日本)
銀メダル 山下佐知子(京セラ)
1992年 オリンピック(バルセロナ・スペイン)
銀メダル 有森裕子(リクルート)
1993年 世界陸上(シュツットガルト・ドイツ)
金メダル 浅利純子(ダイハツ)
銅メダル 安部友恵(旭化成)
1995年 世界陸上(エーテボリ・スウェーデン)
メダルなし
1996年 オリンピック(アトランタ・アメリカ)
銅メダル 有森裕子(リクルート)
1997年 世界陸上(アテネ・ギリシャ)
金メダル 鈴木博美(リクルート)
1999年 世界陸上(セビリア・スペイン)
銀メダル 市橋有里(東京ランナーズ倶楽部)
2000年 オリンピック(シドニー・オーストラリア)
金メダル 高橋尚子(積水化学)
2001年 世界陸上(エドモントン・カナダ)
銀メダル 土佐礼子(三井住友生命)
2003年 世界陸上(パリ・フランス)
銀メダル 野口みずき(グローバリー)
銅メダル 千葉真子(佐倉アスリート倶楽部)
2004年 オリンピック(アテネ・ギリシャ)
金メダル 野口みずき(グローバリー)
2005年 世界陸上(ヘルシンキ・フィンランド)
メダルなし
2007年 世界陸上(大阪・日本)
銅メダル 土佐礼子(三井住友生命)
実に13大会中11回の大会で13個のメダルを獲得。素晴らしい成績を残しています。
土佐選手は同じ三井住友生命の後輩である渋井陽子選手と何かと比べられてきました。持ちタイム・顔立ち・言動が派手な渋井選手と比べられて、地味なタイプの土佐選手は損をしている気がしました。でも、波がある渋井選手と違い、安定度では土佐選手が上回っています。
土佐選手は世界陸上・オリンピックに3度出場して、銀メダルと銅メダルの2個を取りました。一方の渋井選手は世界陸上に1度出場しただけで、メダルは取れていません。
そして土佐選手が北京オリンピックに内定したことにより、残されたオリンピック代表枠はあと2つになりました。
2時間20分を切るタイムを持つ、野口みずき選手・高橋尚子選手・渋井陽子選手の3人がそろって代表になることはありません。
更に、1万メートル日本代表の福士加代子もマラソン挑戦を表明しています。2枠の争いは激しいものになるでしょう。
でも日本陸連はほっとしているでしょうね。とにかく1つメダルが取れて。
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2007年09月03日
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