パ・リーグのクライマックスシリーズのロッテ対ソフトバンク戦は、杉内俊哉投手が粘り強く投げ、打線も15安打8得点をあげたソフトバンクが勝ち、1勝1敗のタイに持ち込みました。
なぜかプレーオフになると結果を残せないエースの斉藤和巳投手と4番の松中信彦選手。この試合では松中選手は3打点をあげ存在感を見せました。
しかし顔ぶれだけを見れば、ソフトバンクは確実にパ・リーグの中で抜けているはずです。2連覇を達成した日本ハムよりは投打共に上でしょう。でも、苦戦しています。
打撃陣は小久保裕紀選手と多村仁選手が加わり、ズレータ選手が抜けても長打力はアップしたはずでした。俊足、好打の川崎宗則選手、若手で進境著しい本多雄一選手が1・2番を打ち、ベテランの域に入りつつある大村直之選手と柴原洋選手が脇を固める。
そこに、新外国人選手のブキャナン選手とアダム選手が加わり、控えの層は薄いもののかなりの打線が組める予定でした。
でも実際には、クリーンアップが期待はずれの成績でした。ホームランは小久保選手の25本が最高。松中選手に至ってはわずかに15本、多村選手は13本しか打てませんでした。打点も小久保選手の82打点がトップで、打率は3人とも.270前後。唯一の合格点は、ケガが多い3人がともかく規定打席に達したことぐらいです。
川崎選手はケガで出遅れ、両外国人は2軍生活を送ったほどでした。1年フルに活躍できたのは本多選手くらいでした。
とはいえ、ホークスの本当の力は投手陣にあります。斉藤和巳投手、和田毅投手、杉内俊哉投手、新垣渚投手の日本人4本柱と絶対的な抑えの馬原孝浩投手の存在。特に先発4人は悪いながらも平均的な活躍をすれば合計で60勝はできる力があるはずでした。
そのそれなりの活躍を持続することが難しいんですね。斉藤投手は4年間で、20・10・16・18と勝ち星を上げ、今年もケガから復活して、6勝を上げました。和田投手は5年間で14・10・12・14・12勝とコンスタントに勝ち星を上げています。この2人はしっかりと主軸の責任を果たしています。
問題は残りの2人です。杉内投手は5年間で、10・2・18・7・15勝と1年おきにしか好成績を挙げられません。新垣投手は8・11.10・13・7勝とどうしても次の壁を破れません。暴投の日本記録を作っていてもしょうがありません。
今日のロッテとの決戦には後半調子を上げてきたスタンドリッジ投手が投げるようです。故障などの問題もあるでしょう。でも、決戦に和田投手、新垣投手が投げないのは寂しいです。対戦相手のロッテの先発が勢いのある成瀬投手だけになおさらです。
潜在能力は高いがなぜか今年は勢いが感じられないソフトバンク。果たして今日の試合が今年最後の試合になるのでしょうか?
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2007年10月10日
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